1. 馬場タクシー3D
9.9万ダウンロード(2019/12/31)
バージョン5.5リリース(2019/8/29)

いろいろシンプルにしたり、改善したりしました。
iOS 本体で画面録画できるようになったので、不安定だった ReplayKit API の呼び出しを消せたのが良かったポイント。
リソースワークフローの改善
勢いで作ってると、なんか似たような仕組みが複数できちゃったり、実はもう使ってないルーチンが残ってたりするんですよね。
しかも中間データの仕様とかなんでこの処理をしてるのかとかドキュメントになってないので、数年するとよく分からなくなっていたりして、ふとビルドしようと思うといつの間にか周辺ライブラリが更新されていて動かないみたいな。
というわけで、そのうち運転できるエリアの拡大もしたいのにこりゃいかん、ちゃんとしとこうということで Docker を導入して Blender や mathutils のバージョンを固定化したり、最低限の設計 doc を書いたりしました。
ビルデータやガードレールデータの生成に 25 分くらいかかっていたのを 4 分に高速化したりもしたので、今後の開発も楽になることでしょう。
2. ほかのアプリ
アップデート系
ビルドしてスクショとかも最新にして提出しました。
- iPhoneX, 11 など safe area があるデバイスに対応
- deprecated な API を呼んでたところの修正
- iOS 画面録画機能が使えるようになったので ReplayKit の廃止
- スクショ, PV の更新
なんだかんだで 13 アプリ x (lite版, pro版) で 26 バイナリ公開してるので、特に機能追加しなくても結構面倒です。
効率化系
アイコンなら APP_ROOT/app_icon/icon.svg から全サイズを生成するようにしたり、スクショは APP_ROOT/app_screenshot/screenshot.json から生成するようにしたりとかそんな感じです。
アプリのメタデータ(概要の文章、サブタイトル、プロモーションテキスト、ヘルプURL、及びその日本語/英語版)の管理も地味に面倒なのでスプレッドシートで管理するようにしました。
アプリごとに作るヘルプページもほぼテンプレなので、これを機に自動生成&自動アップロードするようにしました。アプリが数個程度ならコピペの方がトータルコストで安いわけですがさすがにこの数になると自動生成の仕組みを作ったほうが楽です。
さらに、スクショの生成には svg ファイルから各種デバイス向け用(iPhone 6.5 インチ, 5.5 インチ, iPad 第2世代, iPad 第3世代)の画像を自動で切り出すスクリプトを作って使っていたんですが、それでも svg ファイルを修正するのが面倒なので、さらに一歩進めて画像とキャッチコピーjsonから Imagemagick で自動でスクショ画像を生成してくれるスクリプトを書いて使うようにしました。

新規系
広報系
広報と言えばブログと個人portfolioページもSSL対応しました。独自ドメイン+SSLってなんかめんどくさそう〜と放置してましたがやっと対応です。
3. システムトレード
とあるロジックで実稼働させてかなりいい感じだったんですが、いろいろあって今は止めています。
こっちの研究開発もちゃんと時間を取ってやっていきたいところです。。
4. 絵本作家デビュー
絵は iPad + Adobe Photoshop Sketch で描いたものを Mac の Inkscape に貼り付けて、それをスクリプトで png にエクスポートしたあとに Imagemagick で pdf に変換して入稿、という流れです。
自称で良ければ何にでもなれる、いい時代になったもんです(笑)
5. バッティングセンター
コツは、狙って的に当てるのは無理、とにかくパワーで振り切る感じですw飛ばしてれば一定確率で当たる感じで。
6. 読んで良かった本
身銭を切れ 「リスクを生きる」人だけが知っている人生の本質
反脆弱性[上]――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方
反脆弱性[下]――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方
FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
ファスト&スロー(上) あなたの意思はどのように決まるか? (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
数学を使えばうまくいく ―アート、デザインから投資まで 数学でわかる100のこと―
サードドア: 精神的資産のふやし方
父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。
...
INSANE MODE
ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望
7. 買ってよかったもの
十分な加湿力と静音、これは満足です。
水のトレイにプラスチックの底敷きカバーがついてて、1 シーズン終わったらそのカバーを交換するだけなのが良いです。
ソニー SONY ワイヤレスポータブルスピーカー SRS-XB41
音楽に合わせて電飾がピカピカ光ったりするのが楽しい。
Anker PowerWave 10 Pad (改善版), ワイヤレス充電器
8. アルゴリズムコンテスト
自分にとってこういうコンテストは何か作りたいものをなるべく一瞬で作るための筋トレのようなものなので、これ自体が目的にはなりえないわけですが、まぁぼちぼち続けていくとは思います。
9. まとめ
もう何年もそうですが、1つ意識してるのは、「自分のプロダクトをちゃんと出していこう」ということですね。油断するとインプットばかりしてたり、会社での仕事で手一杯になりかねないので自分的には相当注意しています。
というわけで 2020 もアップサイドを狙いつつ楽しく活動していきたいと思っております。
2019/12/31 都内某所より。