2017/12/26

暗号通貨のファンダメンタルを考える

少し考えてみたのでメモを残しておきます。
  • 本源的価値はない説も見かけますが、あると思っています。
  • 少し形式的に言うと...
  • ある行動 a について、
    D = 通貨 x で a した時の便益の総和 - 通貨 x 以外で a した時の便益の総和
    とすると、
    D > 0 なら通貨 x の時価総額は少なくとも a に関する実需で D くらいにはなりそう
  • 日本語で言うと、「暗号通貨を使うことでそれがない場合の既存便益より良くなるのであれば、その範囲で既存の手段の代替となって実需が出るんじゃないの」ということです。
  • a は 1 個じゃなくて、いくつかありましょう。
  • 例えば BTC 系の本源的価値は
    BTC を使って資産保全したときの便益 - fiat があまり信用できない国で資産保全したときの便益 > 0 になりそうだし、
    Ethereum なら法の支配がままならないような(?)とこでの契約履行、
    XRP なら送金に必要以上のコストがかかっている現状における送金、
    匿名系通貨ならどっかのオフショアバンキングに預ける場合と比較した便益、
    ネタ通貨なら他の何かをネタにみんなで盛り上がる便益、(この場合Dは小さそうですが...)
    ...
  • あたりを考えると D > 0 になりそうです。
  • ということを考えると、今の暗号通貨の時価総額水準は全体的にとんでもなく安いという判断をしています。

さらに考察。

  • 便益がベストな手段をみんな使うと考えると、差分じゃない(右辺は要らない)かもしれない。
  • 実際の時価総額は実需ベースのもの以外に思惑とか目先の需給とかいろんな要因が絡む。
  • 実需ベースの時価総額も、認知度や新しい手段に移行するコストとかによるので短期的にはなんとも。